ケイパビリティ
ケイパビリティ
電通データアーティストモンゴル(DDAM)は、DAの開発拠点として2018年6月に設立。
隠れたIT大国とも呼ばれるモンゴルでは、数学や物理を中心とした自然科学を重視した高専制度の導入、高度なプログラミングスキルの習得が可能な技術大学の創設、国費留学など、国を挙げて世界で活躍できる競争力の高いIT人材を育成しています。
開業からわずか1年ほどで社員数は50名にまで達し、今後も拡大していく予定です。
DDAMは、独自のリクルーティングシステムにより世界数学オリンピックメダリストをはじめとした優秀な人材で構成されており、その高い開発・実装力によってDAのAI開発を全面的にサポートしています。
また、グローバルIT企業や世界トップクラスの研究者も参加するAIをテーマとしたイベント「Deep Learning UB」にスポンサーとして協賛するなど、AIに関するイベントやセミナーを積極的に提供することで優秀な人材を惹きつけることに成功しています。
Dentsu Data Artist Mongol(DDAM)
所在地:ウランバートル(モンゴル)
役職員数:51名
DDAM内の高度IT人材によって構成された「R&D Team」が学術論文などを研究。そこに、顧客フロントに立つDA内の「AI Tech Lab」の視点を加えることで、基礎技術をソリューションレベルの技術に引き上げる「社会実装化」を行っています。
DA代表、及びCTO、DDAM代表は東京大学在学中、日本のAI研究の第一人者として知られる松尾豊教授の研究室に所属しAIに関する知見を深めてきた経緯から、現在でもDAとDDAMは東京大学未来ビジョン研究センターと共同研究を行っており、PICMETなどの国際会議への参加、共同論文の発表も行っています。
東京大学との共同研究を進めることで、AIの最先端技術を活用した新事業の研究開発も積極的に進めています。
DAはAI・ソフトウェア開発やソリューション提供において、認証機関であるBSI Japan(※1)からISMS(※2)のグループ認証を取得しており、定められた運用を実施しています。
取得認証 IS 598941/ISO 27001
※1 ) British Standards Institution Japanの略。BSIグループジャパン株式会社。
※2 ) Information Security Management Systemの略。情報セキリティマネジメントシステム。国際基準となるISOの様々なマネジメント企画のひとつ。
DAでは、コンテナー・オーケストレーション・システム「Kubernetes」を搭載した開発環境を利用することで学習データの高速処理の他に、AIシステムの高可用性、拡張、自動復習の運用を可能にしています。
本番環境のサーバーレスストラクチャーを利用することでシステムの運用コストを抑えながら、AIモデルの再学習やデータの調整など、開発後でも柔軟にAIシステムの改善施策を行うことができます。