ルールベース型・パターン型と言われることもあります。
近年、チャットボットを目にしたり実際に利用する場面が増えてきているのではないでしょうか。
オンライン上での自動対話を可能とするチャットボットは、AI(人工知能)技術の進化と共に近年注目されているツールのひとつです。
そこで今回DAでは、チャットボットとはどの様なものであるか、メリット・デメリットや事例などを含め皆様へ共有したいと考えています。
ご一読いただけましたら幸いです。
目次
「チャットボット」は、その名称の通り、人からの「チャット(対話・コミュニケーション)」に対して「ボット(アプリケーション・プログラム)」が受け答え・対話を行うツール(システム)です。
チャットボットの歴史を紐解くと、1966年にドイツ人であるジョセフ・ワイゼンバウムが発表したデータベースとマッチングを用いた「ELIZA」が起源と言われています。
AI(人工知能)が近年のように普及する以前は、人工無能と呼ばれテキストを用いて会話をシュミレートするものであったと言われています。収集したテキストからキーワードを抽出しデータベースとマッチングをさせ対話を行っていました。自然な会話を行う「ELIZA」は大きな反響を呼ぶ一方、実際には複雑な対応ができず相槌を打つ程度であることが多かったともいわれています。
現在も「ELIZA型」として、より進化した自然言語技術を用いたチャットボットとして存在しています。
AI技術の向上と進化が進む近年は、AIによるディープラーニングを用いたAppleの「Siri」等や機械学習技術を用いた人工知能型のチャットボットが数多く存在しています。
音声認識によって対話行うAmazonのAlexa & EchoやGoogle HomeなどのAIスピーカーも、チャットボットの仕組みを利用したツールの一つと考えられます。
またAI型のチャットボットでは、収集データ(情報)にデータサイエンス技術を用いることでよりスムーズで正確性の高いコミュニケーションが実現できるものと考えています。
参考: Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%84%A1%E8%84%B3
https://ja.wikipedia.org/wiki/ELIZA
チャットボットを大きく分類するとAIを搭載したAI型とAIを搭載していないAI非搭載型(代表してシナリオ型)に分けられると考えられます。
チャットボットを利用・活用する利点として大きく下記の3つが考えられます
① 業務効率化
チャットボットを利用することで、24時間の対応が可能となりユーザーとの接点が広がります。
② 人材活用(人件費削減)
効率的な人事配置をすることが可能となり有用な人材の活用が行え、コールセンターなど多くの人員を要する受付業務等では人件費の削減につながります。
③ 情報収集(データ化)
データ化による情報収集が容易になり、データを活用した他事業への展開を検討することも可能にし収集データのデータサイエンス化により更なる顧客満足度の向上等に寄与します。
利点がある一方もどかしく感じてしまうこともあります
① 会話が成立しない
AI非搭載型等によくみられますが、想定されていない会話(準備されていない回答)には対応が困難でちぐはぐな回答を行ってしまう。こうしたチャットボットを利用する際には注意が必要となります。
② チャットボットを導入する際の開発等にかかる費用や時間
高価な導入コストや、開発にかかる費用や時間、手間が必要となる場合があります。
データ化による情報収集が容易になり、データを活用した他事業への展開を検討することも可能となりますが、よく確認を行い総合的なコストパフォーマンスを検討する必要があります。
【 チャットボットの国内事例 】
【 チャットボットの海外事例 】
近年AI技術を利用した、自然な会話やコミュニケーションを可能とするチャットボットが増えてきています。
AIチャットボット(AIボット)、時にはAI-Tuberと呼ばれていることもあります。
AI-Tuberと言うと、YouTuberが配信を行っているコンテンツを人に代わりAI(人工知能)が作成し配信を行うように聞こえますが、まだそこまでのことをAIが行うのは難しいというのが実態です。
しかし、AIチャットボットは従来型のチャットボットが行ってきた受付対応などのコミュニケーションをより柔軟・自然なものとし、エンターテイメントレベルの体験を提供するものも既に存在します。
活用方法の一例として企業イメージを含んだキャラクター設定やデザインをボットに施し打ち出すことで、広告効果をあげることにも期待ができます。
近い将来、CM等でAIチャットボット、AI-Tuberが活躍する姿を目にする日も夢ではないかもしれません。
AI技術を活かしたコミュニケーションボットの開発は、弊社DAも行っており、採用受付業務や企業受付窓口、近年話題になっているオンライン飲み会等での活用等を目指しています。
DAのデータサイエンス技術を駆使したAIボットの多方面での活躍にどうぞご期待ください。
この記事では、チャットボットについてご紹介をさせていただきましたが、次の記事では、チャットボット企業についてご紹介したいと考えています。是非「チャットボット企業」記事ついても併せてご覧下さい。
公開日:2020/07/08 更新日:2022/09/13
AI × 教育 AI学習・AI勉強 AI × 英語 AI × 画像・音声認識アプリ AI × ロボット AI × マーケティング AI × 本【2023年版】 AI企業一覧【2023年版】 AIセミナー・イベント AIインフォグラフィックス AIでできること AI × 広告 AI × ニュース AI × ブログ 機械学習開発AI企業一覧 機械学習とは AI × 活用例 AI事例 AI AIとは AI × メリット データサイエンス AI講座 AI研修 AI人材 チャットボットとは チャットボット企業 AI × SEO AI × 研究 AI × 動画 ディープラーニングとは DXとは 強化学習とは DX事例 AI × スポーツ データ分析とは データ分析企業 データ可視化とは DX × 本 DX × 企業 画像認識とは GPT-3とは