AI(人工知能)が医療分野で行っている驚くべきこと

Neil Jacobstein氏はサンディエゴにあるシンギュラリティ・ユニバーシティのExponential Medicineのインタビューにおいて、医療分野向け人工知能における、いくつかの先駆的な開発活動を共有しました。

Jacobstein氏は、シンギュラリティ・ユニバーシティのAIとロボット工学の客員教授であり、スタンフォード大学のMediaXプログラムの著名な客員研究員でもあります。さらに彼は、DARPA、Deloitte、NASA、Boeingなどの組織の、研究開発プロジェクトについて助言を行うAI技術コンサルタントも務めています。

Jacobstein氏によると、2017年は技術が成熟したばかりでなく、医療分野で新たにAI技術が応用されたこと、そしていくつかの成果が得られたことによって、AIにとって素晴らしい年になったと伝えています。

彼のインタビューに引用された例の中で、Jacobstein氏は2017年のスタンフォード大学において達成された飛躍的進歩を引き合いに出しました。それは皮膚癌の判定にAIシステムが使用された例です。研究チームはAIシステムを訓練するために、129,000件の皮膚にできた病変の畳み込みニューラルネットワーク(CNN)画像を学習させました。その結果、AIシステムは、悪性黒色腫と良性皮膚病変を示す画像を区別することができるようになり、委員会認定の21人の皮膚科医の診断に照らし合わせて検証した際に、それらの医師と同等の診断を行うことに成功しました。

ただし、画像検出とパターン認識は、医療や医学において、AIの成功した活用例のうちのたった2つにすぎません。

「AIと機械学習システムは精密な作業を驚くほどうまく処理しており、問題解決型AIと医療分野でのAI活用において、画期的な結果が得られています」とJacobstein氏は語ります。


Image Credit: GrAI / Shutterstock.com
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This article originally appeared on Singularity Hub, a publication of Singularity University.

この記事はSingularity Hubに掲載された記事を翻訳したものです。