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フォーデジットデザインデータ講習会イベントレポート

2015年9月14日
データアーティスト株式会社

フォーデジットデザインデータ講習会イベントレポート

田口亮CEO×山本覚 座談会

2015年8月14日、渋谷にあるフォーデジットデザインにて、弊社代表山本によるデータサイエンス講習会が行われました。フォーデジットデザインは大手企業サイトをはじめ、ファッションサイトなど、ウェブデザインを得意とするデザイン制作会社。クリエイティブな会社らしく、軽食や飲み物が用意され、同社の田口亮CEOをはじめ社員全員が参加するアットホームな雰囲気の中、講習会がスタートしました。

データにできること、できないことは何か

データアーティストの山本覚(やまもとさとる)

「弊社の事業は大きく分けて二つ。データ分析事業とコンサルティング事業です。世の中には『集めているけど活用の仕方がわからないデータ』があります。こうしたデータを活用できるようにするのが弊社の強みです」

講習会は、データアーティストの紹介から始まりました。同時に山本が学生時代、化学や物理学を学び、人工知能を研究してきたことを背景に、現在はデータサイエンティストとして膨大なデータを扱っていることを紹介。データの力で社会、クライアントに「改善」を促すことを目指していると語りました。

しかし、「フォーデジットデザインのようなデザイン会社はどのような存在だと思いますか?」の質問に対して「僕らができないことができる会社です」と回答。データが持つ可能性を語る一方で、何が限界なのかを説明しました。

「データの限界は人の想像を超えることができないところです。たとえば、雨が降ってきたら傘をさします。体と傘の大きさ、どの角度で持てば濡れなくていいのか、こうしたことはデータからわかります。つまり、課題が何か、どう改善すればいいのかはデータでわかるのです。しかし、『雨具を使わずに濡れないで済む方法』を見つけ出すのはデータではまだまだ難しいです。デザインは、データでは難しい人のクリエイティビティの分野だと考えています」(山本)

「効果の高いサイトとは?」

「効果の高いサイトとは?」、フォーデジットデザイン社員からこのような問いが投げられました。それに対し、山本は「何が“効果”なのかと常に考えています」と返答。顧客が求める“効果”と顧客が喜ぶ“効果”が同じであるか、ズレが生じている場合は「効果が出ている」とは言えません。

クライアントの業種業態はもちろん、想定しているターゲットなど、さまざまな要素により“効果”は変化します。だからこそ、山本は「データに頼るばかりではなく、お客様のお話を聞き、一緒に評価指標を定め、“効果”を見つけていくことを意識しています」と説明。

一方で、データの力も重要だと付け加えます。ABテストだけでは訪問者が男性か女性かはわかりません。 ABテストに、サイト内外問わず行動データを加えることで、 “個人”の志向、動線を把握できます。クライアントの要望と目標に最も適した“効果”を見出す、そして改善策も提示できる、それがデータアーティストの強みだとも語りました。

論理をシステム化し、ひらめきに集中する

講習会では、ほかにも人工知能やデータアーティストの会社紹介PVなどが話題に上がり、幅広い質問、意見が飛び交いました。山本の話を聞きながら、田口CEOは「いまの時代は様々な評価指標が生まれ、データとデザインなど、いままで競合しなかったもの同士が競合するようになってきたように感じています」と肌で感じてきたことを意見として投げかけました。

データを元にした定量的な評価指標は「わかりやすい」。一方で、印象値、感覚値で評価されるデザインはどのように評価して貰えばいいのか。田口CEO自身も肌で感じていることを社員全員で考えてみたいと思い、データの最前線で活動している山本に声をかけたそうです。

フォーデジットデザイン田口亮CEO
フォーデジットデザイン田口亮CEO

「山本さんは、デザイン会社を『僕たちにはできないことができる会社』と語っていました。デザインはデータなど、定量的でわかりやすい評価指標と比べて優先順位が低くなってしまうことがあります。しかし、データアーティストの社是は『論理をシステム化しひらめきに集中する』。データアーティストがシステム化する存在、私たちは“ひらめき”を担える存在として、両者がいて初めて『効果の高いサイト』を生み出すことができるのかもしれませんね」(田口CEO)

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